キューバに関する本と、メキシコ人の漫画家が描いた“チェ・ゲバラ”についての本を読んでみました。
僕がキューバに興味を持ったのは、いつだったかしらん。
キューバという国を知ったのは“キューバ危機”という歴史を知ってからだ。
僕の父親は職業柄のせいか、キューバ危機当時の緊迫した世界情勢をよく語る。今にも戦争が勃発するんじゃないか。冷戦さなか核戦争が起きるんじゃないか。そんな状況だったらしい。TVのニュースキャスター(名前は忘れた)が半泣きになるくらい、ヤバイ状況だったらしい。
次はやはり『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
キューバ音楽がどんな音楽なのか知りもせず、ジャケットの渋さに惹かれCDを買ってしまった。
優雅であった。他の南米音楽(あんまり知らんけど)には絶対ない上品さがあった。
映画も観たがこれも渋かった。一発目に“chan chan”が流れたとき、トリハダが立った。カリブの血が騒いだ。
その後、ラテン・ジャズ巨匠フリオ・グティエレス『プログレッシヴ・ラテン』を聴いた。
これはブッ飛んだ!!
まるで“真夏の夜の犯罪都市を、ターコイズカラーのオープンカーで全速力で駆け抜けるような感覚”であった。(どんな感覚??)
その後、村上龍もキューバ音楽フリークであることを知り、
彼主催のハイラ・モンピエのライブに行っちゃったり…
あっれー、チェ・ゲバラの話はどこ行った?
今日のキューバの旅はここまで。