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Dear My Baby

我が息子へ

今日は2010年7月3日(土)です。君が産まれるのはもうすぐです。いつ陣痛が来て、お母さんのお腹から君が産まれてきてもおかしくない状況です。

今、お父さんが手紙を書いている目の前に、昨年10月にお父さん・お母さんが結婚式を挙げた写真があります。たくさんの人達から祝福を受け、神様からのお恵みを頂き、幸せな結婚式でした。そして、それからすぐに君がお母さんのお腹に宿りました。家族がすぐに増えてお父さん・お母さんはとても幸せで、今にでも君が産まれてくるんじゃないかと、少しドキドキしながら君の顔を早く見たくて楽しみに待っているところです!

今こうして、幸せに生活できているのは、君とお母さんのおかげです。お父さんはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。それを結婚してから一度も忘れたことがありません。産まれてくるBaby君、幸せをいつもありがとう。心から感謝の気持ちで一杯です。

こんなにかけがえのない大切な家族と君だから、産まれてきたらたくさん可愛がり、遊んであげます。これまでお父さんに幸せをたくさんくれたBaby君だから、これから先は一緒に幸せをたくさん感じて一緒に幸せになろう。たとえ君が産まれたときに障害があっても、これから病気になっても、お父さんはずっと支えるし君の味方です。だから安心して産まれてきてください。

この手紙を君が読むのはいつでしょうか?20歳になったときでしょうか。君が結婚するときでしょうか。または君が反抗期に入り、お父さんの言うことを聞かなくなったとき、お父さんがこの手紙のことを思い出して君にこの手紙を差し出したときでしょうか。どんなときでも構いませんね。

しかし生きていく中で忘れてはいけないことを伝えておきたいと思います。それは、いつでも感謝する気持ちを忘れてはいけないということです。何気ない普通の暮らしや当たり前と感じる平和な生活が、実は本当の幸せということです。どうかそのことを忘れずに君らしく力強く生きていって下さい。お父さん・お母さんも同じ考え方でいます。

さて、もうそろそろ陣痛が起きる頃でしょうか。今晩かもしれませんね。君が産まれたてのクシャクシャの顔で元気にお母さんのお腹から出てくるのを心から楽しみにしています!!

父より
平成22年7月3日21:50
# by francis-sp | 2010-07-04 16:29 | today

エルザの太陽


エルザ・ソアレスはブラジルはリオ出身の女性歌手だ。
旅に出る前の日本で、たまたまレコード屋で見つけて、彼女の歌はよく聴いて好きだった。

もう80歳くらいのバアサンなのに、しゃがれた声でファンキーにハスキーに唄う彼女のことは、本国ブラジルでも大半のブラジル人は知っていた。サンパウロで2、3週間くらい同居していたマルコスも、エルザのことを知っていた。何気なく私が彼女の歌を口ずさんだら、彼もどこかで聞き覚えがある感じで唄っていた。昔、ラジオでよく流れていたという。

“Rio de Janeiro, Gosto de você” という歌詞だった。
“リオデジャネイロ、あなたが好きよ” という意味だ。

このリオの中心に近い〈Catete=カテチ〉という小さな街は、昨日まで居た〈イパネマ〉とは違って人々の生活の匂いがする。クソ暑い気候の中、街を歩いて〈チョップ〉と呼ばれる生ビールを数ヶ月ぶりに飲み、やはりブラジル料理であるフェイジョンを食べた。どちらかと言えば、私は人間臭い街の方が好きだと思ったりする。

ブラジルのアートは、近代的でありどこか斬新である。

サンパウロのヒッピー市でブラジル人の描く絵画を初めて見たが、彼らの描く“花”は大胆である。
“美しく感じたものを美しく描きたい” ただそれだけ。

目の前に花があるとしたら、彼らはキャンパスいっぱいに大きな花を描くのだ。茎とか葉っぱとか無視だ。バランスとか全体像とか日本人が気にするようなことは無視だ。自分が美しく描きたいものだけを描く。

それはどこか自然で人間らしく素敵なことだと思う。
だけどそのような感性がありながら、南米ブラジルでは建造物は無機質にポップに作り上げる。

この小高い丘に立つキリストの像もそうだ。
ロザリオを携えた男性が、観光客を尻目に静かに祈りを捧げていた。

祈りはいつでも静かだ。

リオでは芸術に触れてみようと街を歩いたが、国立美術館や博物館はストライキに入っていて、いつ再開するか分からない状況であった。経営が破綻して職員に給料が払えないのであろうか?それとも上部の人間が金を持ち逃げしたのだろうか?そうなってくると、イパネマ・ビーチで眺めたブラジル娘たちの大胆な水着姿の方が芸術的だと思えてくる。日中の太陽の日差しを避けココナッツジュースを飲みながら、それでもブラジルの太陽の恵みに感謝したくなる。

サンパウロにいるとき、面白い新聞の記事を目にした。
ある男が愛人を殺すために映画館に入り、映画を上映している最中に犯行に及んだという。ナイフか何かで愛人を殺した後、捕まるのを恐れたためすぐに映画館を後にしたそうである。ここまでですでにクレイジーな話だが、彼はそのあと映画の続きが気になって、映画館に戻ってきたというのだ。

当然、彼はその場で逮捕。新聞の一面を飾ることになる。

ブラジルを旅行していると、そんなハードな話をよく聞く。ブラジル人もこのニュースに関して「クレイジーだ。」と言っていた。庶民もまたそのような事件を見たり聞いたりして、自分の国がろくでもないことと、ろくでもない人間がいることを自覚している。

そんな街だから私は根城にしているホステルに帰り、まだ明るいうちから“ピンガ”と呼ばれるブラジルのキツい酒を一人飲んでいる。

私の泊まっている部屋は9人部屋〈ドミトリー=相部屋〉で、3段ベッドが3つ並べられている質素な部屋だ。この後にも先にもドミトリーにはお世話になったが、3段ベッドははじめてだった。ベッドのマットレスには蟻が住んでいて時折這い出してくる。しかし幸運なことにこの部屋は私一人しか宿泊していない。酔っ払って日記に曲がりくねった文字を綴ったりしている。

明日は、サン・ジョアン・デル・ヘイという静かな田舎町へ向かうことを決める。
ブラジルのバスもまた、他の南米の国々同様に物凄いスピードで走る。でもバスに乗ってしまった以上、もうどうにもならない。自分の大切な体を、そいつに委ねるしかないのだ。

エルザ・ソアレス、教えてくれ。
リオデジャネイロは愛してくれているか?
# by francis-sp | 2010-02-28 17:30 | A day in the life

ケンタッキー・ダービー


昨年からゆるりと陶芸を始めてます。昨日ようやく酒器が完成しました。

おちょこより一回りくらい大きいサイズで、氷をぶっこんでバーボンを注ぎ、ちびちび呑むのがいい感じです。
自分で作った器で酒を呑むのは、この上ない幸せです。

バーボンは、『Wild Turkey』の8年です。もしくは『Old Crow』です。
二人ともアメリカはケンタッキーの荒くれ者です。
武骨で不器用なところが好きです。

陶芸としては現在、アラビックな雰囲気を持つ器を作ろうと思っている最中です。
イランを旅しているとき、モスクで眺めたような唐草模様を入れた器を作れたらいいなあと思っています。

それでは、良い休日を。
# by francis-sp | 2010-02-10 15:50

八国山


家から歩いて15分のところに、『八国山』という小さな山があります。

春から所沢に住み始め、休日には八国山へ散歩に出掛けています。麓には病院があり、私が学生の頃に実習に行った懐かしい病院でもあります。八国山はとなりのトトロの舞台にもなった山でもあります。

昔、東村山に住んでいたとき、名前こそ知っていましたが、この山の近所に住むことになるとは思いませんでした。この山にはどうやらイノシシが住んでいるようです。

所沢・東村山には農家をしている家がまだ結構あり、のんびりした里山の風景を見ることができます。今夜の夕食の一品は、そこの農家で作られたホウレンソウの御浸しでした。甘みがありとても美味しかったです。

都会から離れて暮らすには、ここはとてもよい環境です。
# by francis-sp | 2010-01-11 22:27

ところざわ散歩


新年、おけましておめでとうございます。
とりあえず正月ということで、初詣に行ったり、歌舞伎を見に行ったり、ダライ・ラマの自伝を読んだりしています。

どんな一年にしようかという話になるのですが、家族が病気せず健康で居られたら一番いいなあと思います。

そんな感じで、相変わらず散歩は続けています。
トレランシューズを履いての里山歩きは、とても気持ちがいいものです。

上の写真は『鳩峰八幡神社』という神社です。
この神社、自然の中でひっそりとたたずむ趣きがあり、とても好きです。

我が家の近所はとても自然に恵まれ、見どころがたくさんあります。
これから少しずつブログで紹介していけたらと思います。

またぼちぼち、半年間旅をしたブログの続きも復活させたいと思っています(予定)。
どうぞ本年もよろしくお願いします。
# by francis-sp | 2010-01-10 18:05

ADAMA


久しぶりのブログになります。
今年は何かと忙しくしており、最近ようやく生活が落ち着いたところです。
これまでちょくちょくブログを眺めてくれてた皆様、どうもありがとうございます。

今年の春、所沢に移住し新生活が始まりました。
これまで所沢はあまり馴染みのない地域でしたが、住んでみるとそれはそれは面白いところで楽しんで生活しています。私が特に好きなのは、市街地を離れると自然が残されているというところです。“トトロの森”と言われる八国山緑地が近所にあり、休日はのんびり散歩するのが気持ちよいです。

そんな我が家の近所には陶芸教室があり、ちょくちょく習いに行っています。
陶芸というものは奥深く、黙々と作業をしている時間が自分と向き合う時間にもなり、自分にとっては良い時間になっています。酒好きの私は、もっぱら『酒器』を作っています。

作品を作るにあたり、まず自分でどんなものを作りたいのかイメージが出来ていないと、何も始りません。
作品を形作るにあたり、自分の“芯”というか“軸”というものを持っていないと、中心が取れず形が歪んでしまいます。。

これは色んなことに言えるかもしれませんね。

とりあえず、手捻りという方法で酒器を3つ作っている途中です。
次は素焼きをする感じでしょうか。あんまり陶芸のことは知らないのですが、自分で作った器で酒を飲むのが楽しみです。
# by francis-sp | 2009-12-09 20:29

イパネマの娘


サンパウロで2週間過ごし、今は無事に〈リオデジャネイロ〉に着いている。

リオと言えばビーチということで“イパネマビーチ”近くのホステルに泊っているが、ここは一人旅の人間には似合わない気がする。ここはリゾート地なのだ。かすかに海の香りがして、ここに来ている旅行者はブラジル人を含めて、家族連れや若者たちカップルが多い。

サンパウロのリベルダージの生活が毎日楽しくてたくさん笑っていた分、今は孤独を感じている。また一人になったのだ。

“リオデジャネイロ”と聞いて思い浮かぶのは、リオのカーニバルであるが、カーニバルは2月に開催されるため関係ない。リオと言えば、“スラム”とか“犯罪”とか負の面ではないだろうか。

『シティ・オブ・ゴッド』という映画を日本で観たが、あれはリオのスラムを描いた作品だった。映画の中で、子供達が当たり前のように銃を持ち、当り前のように人を殺していた。さらに昔テレビで観たことがあるのは、リオのビーチに少年たちがバスで乗り付け、ビーチに居た観光客に集団で襲い掛かり、略奪するという衝撃映像を見たことがある。

それでも私は南米の旅を決めたときから、ブラジルに行くことは決めていた。だから日本を旅立つ前、黄熱病の予防接種を受けてきた。旅を始めたばかりのニューヨークでブラジル人旅行者と話すことがあったが、さっきのような話は、“あながちウソではない…”と言っていた。

サンパウロを昼に出発したため、リオには夜着いてしまった。

知らない街に夜中に到着するというのは、途方もなく不安に駆られるものである。しかも“リオデジャネイロ”である。リオの夜は暑くて、海が近く湿気があるためか空気がねっとりしている。私は荷物をひったくられないよう大事に抱え、出来るだけ平静を装いターミナルの外に出る。少し汗をかいている。観光案内所でホステルの予約を取った後、係員は暢気にイパネマビーチまで路線バスで行けという。タクシーで行くことも出来たが、私は路線バスで行くことを決断しバスに乗り込んだ。

乗客は私一人だった。白いシャツを着た切符切りの黒人の少年に行き先を告げると、“まかせてくれ!”と言わんばかりに二カッと笑いながら親指を立てた。こいつに全てをゆだねるには、あまりにも心細い。バスはやがて“ファベイロ=スラム”と分かるエリアを通り抜けていった。辺りには街灯がなくなり薄暗く、朽ちた住居が見えた。サンパウロでは見たことがなかった景色だった。そこを過ぎると次第に乗客が増えてきた。やがてバスは海岸沿いの幹線道路をものすごいスピードで走り出す。

“犯罪都市”を思わせるリオの夜を、バスは全速力で突っ走っている。私は激しく興奮した。

海岸沿いは都会だった。とんでもない無法地帯を想像していたが、ビーチ沿いは夜でも人が歩いていて安心した。結局よく分からない場所で降ろされて、だいぶ歩いてホステルに辿り着いた。ホステルのこの辺りは繁華街で安全そうだった。

次の日の朝から、イパネマビーチへ向かった。
せっかくだから短パンとサンダルを履いて、ビーチでゆっくり過ごそうと思った。ニューヨーク以来の大西洋だった。

午前中からビーチで寝転んで、強烈な日差しを全身で浴びている。ビーチを歩く“イパネマの娘”たちの大胆で惜しげもない水着姿を眺めて、あいかわらずビールを飲んでいる。こうなると、彼女たちを成長させるブラジルの太陽の恵みに感謝するしかない。正午過ぎには宿に戻りシャワーを浴びながら、まだ目に焼き付いているブラジルの娘たちを思い出している。午後はリオデジャネイロ出身の女性歌手〈エルザ・ゾアレス〉を聴きながら、世界地図を広げて眺めている。

次はどこに向かうべきか考える。旅をしていて、一番優雅で贅沢なひとときだ。

とても幸せな時間を過ごしている。こんな幸せってあるだろうか。
イパネマビーチはやはり美しい。彼女たちがビーチを引き立てている。

http://www.youtube.com/watch?v=_nTJ4OzcqDg
# by francis-sp | 2009-02-08 17:45 | A day in the life

Parada Gay




# by francis-sp | 2009-02-01 19:34 | A day in the life

Parada Gay




# by francis-sp | 2009-02-01 19:27 | A day in the life

Parada Gay





# by francis-sp | 2009-02-01 19:15 | A day in the life
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